自分のアタマで考えることにしようっと

日常視点の目からうろこのビジネスアイデア、ちきりんアンサーブログ

薬の説明はもっと小さな声でお願いしたい

都心のドラッグストアの中に入っている処方箋薬局での話。お年寄りに説明するように、大きな声で、周りに聞こえるように薬の説明をされると辟易してしまう。いつもと同じ薬で、薬だけ処方してもらうための月に1回の通院なのに、効き目はいかがですか、とか医者でもないのに、聞かれても、こちらも困ってしまう。

何の目的で聞いているのか?ちゃんと答えるといいことあるのかな?

後ろで待っている人もたくさんいるのに、早く精算して、精算ついでにちょこちょこと話す程度ならつきあうけど、面と向かって、どんな症状ですか?なんてやられると早くこの場を立ち去りたい気持ちでいっぱいになってしまう。

しかもマニュアルをよんでるみたいなものだから余計に感じ悪い。

お薬手帳をお持ちでしたら、処方箋と一緒にだしてください」っていえば済むことなのに。

最近じゃ、コンビニでもなんちゃらカードはお持ちですかなんて、あまり聞かれなくなっているのに。

病気ってものは、ある意味、センシティブな個人情報の一つではなかったかしらん。それを周りに聞こえるように話すのはどうかと思いますよ。

隣で薬の説明をしている横で、こちらで処方箋お預かりしますといわれても、なんだか目の前で説明している人のパーソナルスペースに土足ではいるように気が引ける。

患者がほしい情報は、こんな症状になったら、服用をやめなさいとか、医師に相談しなさいとか、そんな注意事項をちょこちょこと教えてもらえれば、それで十分、安心感と信頼感がうまれる。処方箋薬局は、近所の医師が処方した薬をだすところなので、場所をかえるわけにもいかず、患者サイドでは選びようがない側面がある。