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ラグビー 次戦サモア戦 ラグビー人気過熱に期待。

ラグビーのワールドカップ、日本代表は10月3日土曜日サモア代表と対決する。

青い青い海だよ~

サモアの島 楽しい島よ~

そういえば、昔々、サモアの歌っていうのがあった。

 

サモアは過去7回開催されているワールドカップに全大会出場している。世界ランキング上、実力は均衡しているようだが、ぜひ勝ち越しをしてもらいたいものだ。

 

さて、ラグビーワールドカップで日本代表が優勝候補の強豪南アフリカを僅差で逆転勝ちし、ラグビーに注目が集まっている。次回ワールドカップは日本での開催でこの勢いで日本代表が勝ち進むとがぜんラグビー人気が高まり・・・というのがラグビー関係者のシナリオだろう。

ラグビーは、ぶつかりあいがあり、闘争心がプレーに溢れ出すスポーツだ。いまいち元気のない日本に活をいれるのにちょうどよい題材だと思うのだが。

しかしながら、競技ラグビーのすそのはとてもせまく、部活でラグビーできる学校は限られている。年末から年明けにかけて毎年開催せれる高校ラグビーの全国大会の予選参加チーム数は800チーム前後らしい。甲子園を目指す野球は3900校で、野球の参加校数も年々減っているが、ラグビーは圧倒的に競技人口が少ない。ラグビー人気がでても、ラグビーができる環境がないのは残念なことだ。

逆にいえば、試合ができる15人集められれば、即レギュラーになれるってことだから、

野球部やサッカー部でくすぶっている人はラグビーに転向したらどうだろう。7人制の試合もあるし。指導者が不足しているのも事実だろうが、野球部やサッカー部の監督もみんながみんな経験者ばかりではないはずだし、全国大会に出場している学校の監督も競技未経験の人もいるはずだ。先生も勉強すればいい。

マーケティング感覚でいえば、ラグビー市場はニッチなマーケットで、全国大会への道はたやすいことではないだろうが、取り組み次第かもしれない。ここは学校の戦略だ。

先日、北海道の進学校函館ラ・サールが、日本代表キャプテンのリーチマイケルの出身校 、札幌山の手高校を破り全国大会の出場を決めた。4年連続同カードの挑戦で初優勝だ。おととしは、埼玉屈指の進学校県立浦和高校も強豪ぞろいの埼玉県で勝ち上がり全国大会に出場している(県立浦和高校は男子校で1学年の定員が360人、古豪東京の保善高校は男子校で定員1学年300人、目黒学院は1学年平均で男子230人。県立浦和は男子生徒の人数が意外と多いので相対的に東京の古豪2校に比べメンバーを集めやすい環境ではないか)。札幌山の手高校は、15年連続で全国大会に出場しているが、昔は札幌香蘭という名前の女子高で共学になってからリーチ選手のように留学生を入れたりして、今では強豪の仲間入りをしている。

ワールドカップの日本代表の活躍でラグビーをやりたいと思う学生が増え、機会が開かれることに期待したい。