自分のアタマで考えることにしようっと

日常視点の目からうろこのビジネスアイデア、ちきりんアンサーブログ

ちらし、DMお断りマンションの住居人へのセールスアプローチ。

先日、郵便局で少し多めに切手を購入したところ、

事業用ですか?」と聞かれ、

年賀はがきを使った、DMについて少々お時間よろしいですか、と

「年賀DMの黄金プロセス」「年賀DMを成功に導く必勝パターン」と3部作(その1はもらってこなかった)で年賀DMを使った販促手法を説明する小冊子を渡された。

初心者にも丁寧な説明書きでわかりやすいものだった。さらに法人向けページとして、DMのテクニック、ノウハウをまとめた情報ページや動画まで用意されていて、いたれりつくせりのセールスプロモーションだと感じた。

営業慣れしていないからか、職員の説明はたどたどしく、要領をえないものだったが、郵便局をあとにして、帰り道ぱらぱらと小冊子をめくると、よくできている。

しかも年賀はがきの販売開始は、10月29日で発売の1か月以上前の案内である。

郵便局の意気込みが伝わってきた。

 

特に目を引いたのは、ターゲットとなるエリアを指定して年賀はがきを届けるサービス「年賀タウンメール」。ちらしやDMを届けられない”ちらし、DMお断りマンション”でも年賀はがきなら正々堂々送り届け、かつはがきなら開封の手間もなく、時間に余裕のあるお正月なら目につく確率も高い。顧客リストを買うことを考えると、年賀はがき代と印刷代ですむなら、費用対効果も高そうだ。

 

そこまでDMテクニックやノウハウを解説しておきながら・・・(もちろん解説は、DMコンサルタントによるものだが)

パンフレット記載のお問い合わせ欄に、郵便局のゴム印しか押していないのはどうしたものか。パンフレットには、スタッフの写真で顔が親しみやすさを・・・って書いてあるが。まず自分とこで実践しようよ。